特殊ツール 代表的なフックの話

今回は特殊ツールの最後の記事で、フックを何種類か紹介します。フックは前の記事で書いたように、発射するとどこかしらにくっつくのでそれを利用して壁に付いたり天井に付いたりできます。それぞれの特徴としては、発射できる本数が違ったり、同時に出せるかどうかが違ったりします。

そして前回も書いたように必ず手に入れた方がいいツールです。昔に比べると手に入れやすくなっているので、そのあたりを先に紹介します。

昔はフックと言えばこの「つかまりフック」か、あとで説明する「デュアルフック」くらいしかありませんでした。

その後いろいろ特徴のあるフックが増えていって、今は結構な種類があります。そして昔は手に入れるのが大変だったフックですが、今では序盤でも簡単に入手できます。特に「つかまりフック」はジャーニーモードでは初期装備で持っていますし、クラシックモードでも材料を集めなくてもNPCのゴブリンが売ってくれます。

しかしそれでもゴブリンがくるまで待てない場合は、宝石でフックを作る事ができるようになっています。

こちらはアメジストフックの作り方ですが、ほかのどの宝石でも大丈夫です。作り方はどれでもいいので宝石15個を金床でクラフトするだけです。できあがるフックは機能としては全部「つかまりフック」と同じで、宝石によって長さが違うだけです。「つかまりフック」は作るのがちょっと大変なので、先にこちらを作るのをおすすめします。長さ的にはダイヤモンドか琥珀が一番長いんですが、序盤ではそれほど気にならないと思うので、どれでも大丈夫です。

「つかまりフック」の方は作るには「フック」という素材が必要で、それを落とすのがゾンビバイキングかスケルトンかピラニアです。この敵はどれも序盤は倒すのが辛いんですよ。それを考えると同じ使い心地の宝石系のフックの方が楽に入手できます。

さてそのつかまりフックと宝石系のフックなんですが、上の画像のように1本だけ出て、すぐにそちらに引っ張られる感じになっています。この画像のあと勝手に天井にくっつきます。これでフックとしては充分な機能なんですが、ちょっと使い勝手は悪いです。このフックで壁を使って上がったりはできますが、天井を渡り歩いたりは難しいです。

そうなるとこの「デュアルフック」の方が有能です。こちらはさっきも書いたように昔からある物で、ハードモード後に出てくるミミックが落とします。今はミミックも種類が増えていますが、ほかのミミックは違う特徴の物を落とします。これを落とすのは素のミミックだけです。

デュアルフックは、その名の通り2本出すことができます。ただ1本目を出して固定される前に2本目が出せるのですが、1本目と2本目を共存させる事はできません。残るのは最後の1本だけです。こちらは天井を渡り歩くことに向いているので、ハードモードに入ってこちらを手に入れたら最初の物と交換した方がいいです。

そうは書きましたが、実はハードモード前にもっと優秀なフックがあります。

それはこの「いばらのフック」ですね。ほかにもいろいろハードモード前にもフックがあるんですが、こちらが一番確実に手に入れられます。能力はかなり有能なので、これは頑張って作った方がいいです。

作り方は「ツタ」を3個と「ジャングルのほうし」を12個集めて、金床でクラフトします。どちらもジャングルで手に入れられるアイテムなんですが、さすがに序盤ではジャングルは難しいですかね。大体ハードモード前の攻略の順番としては、地上 → 地下 → 不浄か深紅の大地 → ジャングルかダンジョン → ヘル という感じで進めていくのがいいです。そのため金かプラチナの防具がそろったら、次にメテオ装備あたりを作ってジャングルを攻略すればこれが作れます。

こちらの特徴はフックを3本出せるという事です。デュアルフックより1本多く、全部を同時に残すことができます。

つまりこうなるという事です。これを使えばかなりの事ができます。地下やヘルを探索するには向いているフックです。ただ前のフックが残るため、移動の速いボス敵と戦っている時などにうっかりする事もあります。その場合はデュアルフックの方がフックで一気に逃げるのには向いていますね。そのあたりはご自分の使い勝手のいい方を使うとか、使い分けるとかをしてください。これ以外にも何本もフックを出せる物は結構あります。ハードモード後のものは大体本数は2~3本です。それぞれに速かったり長かったりとクセがありますが、機能としては大体同じです。

さてさてここからはちょっと機能自体が特殊な物を紹介していきます。

 

まずはこの「こていフック」です。これはNPCのスチームパンカーが売るもので、50ゴールドとちょっと高値です。

このフックはほかのものと違って、撃ったフックがどこかに刺さってもそちらに引っ張られる事はありません。プレイヤーはその場所に残ったままでフックだけ刺さります。その後自分でゆっくりと上がったり下がったりができます。

固定フックという名前ですが、かなり名づけに苦労したんだろうと推測します。このフックの英語名は「Static Hook」なので、直訳すると「静的なフック」となってしまいます。確かにフックを指しても移動しないので、動かないという意味で静的ではありますね。しかし日本語にするには適切な言葉が見当たらないので、「固定フック」は妥当な名前な気がします。

しかしこのフックは面白い機能だとは思いますが、どう使うのがいいのか私にはいまだにわかりません。50ゴールドもした割にはほとんど使っていません。興味のある方は買ってみてもいいですが、個人的にはあまりおすすめではありません。

最後にこの「はんじゅうりょくフック」を紹介します。多分漢字にすると「反重力フック」なんだと思います。これは火星人襲来のイベントの敵が落とします。確か一番大きな宇宙船は落とさないはずなので、これが欲しい場合はそれ以外のザコ敵を狙ってください。

このフックはその名の通りにこんな風に重力に逆らえます。上の画像はジャンプしている訳ではなく、この状態で停止しています。

このフックは刺した場所を中心にプレイヤーが回る事ができます。確かにその状態は「反重力」だと思います。こちらも回ってみるとかなり楽しいんですが、使い道はあまりない気がします。こちらも私は全然使ってません。まあこっちは火星人イベントを何回もしていると勝手に手に入るので、そうなったら使ってみると楽しいとは思います。

代表的なフックについてはこんな感じですかね。フックの場合は最初の頃に手に入るもので機能的には充分なので、無理に上位互換の物を手に入れる必要もありません。大体はいばらのフックかデュアルフックで大丈夫です。それ以外の物は手に入ったら使ってみて自分に合ったものを選択してください。

という事で今回は終わりです。次回からは少しVer1.4.4でわかった事を記事にする予定です。あまり攻略は進んでないので、大きめの事柄だけ書くつもりです。ではまた。

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