今回もシマーについての記事で、今回からは「アイテムを入れる」話のシリーズになります。ただ今回はシリーズの方とはちょっと外れているので、番外編という形で書いていきます。内容としては「シマーでアイテムを分解する」事の流れで「リフォージの裏ワザ」について書いていきます。
テラリアでは武器やツール、アクセサリーなどの装備品に「称号」が付くことがあります。この称号は「コンディション」とも呼ばれる物で、これによって装備品が強化されたり弱化されたりします。これに関してはブログ内では呼称は統一しないで、「称号」または「コンディション」のどちらかで呼ぶことにします。どちらもほぼ同じ意味と考えてください。
この「コンディション」はマイクラの「エンチャント」とちょっと似ていますが、テラリアには別に「エンチャント」があるので混同しないようにしてください。テラリアの「エンチャント」はマイクラの物とは全然違うので、ご注意ください。
さてこの「コンディション」がマイクラの「エンチャント」と違う点は、新しい能力は追加されないという事です。その装備にすでにある能力の数値を上げ下げするだけで、もともと無い物が増えたりはしません。このあたり書き始めると長くなるので、今回はあまり細かくは書きません。詳しい記事もいつかは書かないといけないのですが、なにしろ「コンディション」はテラリアでも一番仕様がややこしい部類の物です。いろいろ確認するのも記事にするのも大変で、時間がかかってます。詳しい記事の方は気長にお待ちください。今回書くのは「コンディション」を変更する事、つまり「リフォージ」に関係した裏技です。
まず「コンディション」を変えたい時は、「ゴブリンのよろずや」にお金を払うと変更してくれます。これを「リフォージ」と呼びます。日本語訳としては「きたえなおす」となっているようですが、これもどちらも同じ意味です。
ここから具体的な例を出して説明していきますが、こちらが素の状態のツルハシです。
デモナイトの素材から作れる「あくむのツルハシ」ですね。称号はそのアイテムを手に入れた時にランダムで付くものなので、これはクラフトした時に何も称号が付かなかった物です。ついでに書いておきますが、ジャーニーモードの「ふくせい」でアイテムを手に入れると、必ず称号なしになります。
次にこれを持ってゴブリンに話しかけます。相変わらず変な事を言ってますが、テラリのNPCなんて全員こんな感じなので気にしないで進めます。左側に「きたえなおす」というコマンドがありますが、これが「リフォージ」をするという意味のコマンドです。こちらを選択して決定すると、こんな感じで左下にリフォージできるアイテムの一覧が出ます。
ここでアイテムを選択すると、今のアイテムの能力とリフォージする時にかかる費用がわかります。
こんな感じで、この「あくむのツルハシ」のリフォージ費用は56シルバー99カッパーだという事がわかります。高いと感じるかも知れませんが、これがリフォージの最大の難点なんです。リフォージの費用は決まった法則で算出されていて、思ったより高いです。そして通常ではそのまま払うしかありません。費用を多少下げる方法はあるのですが、今回は関係ないので割愛します。しかもその高い費用を払っても、付く称号はランダムなんですよね。ひどい話です。
さてさてこの費用の計算方法は、その「アイテムの価値」をもとに計算されています。こちらも詳しく書くと長くなるのでざっと書きますが、この場合の「アイテムの価値」とはNPCに売る時の価格を指しています。そして1回のリフォージ代はこの「アイテムの価値」の大体3分の5(約1.67倍)と決まっているので、かなり高くなります。この法則にはほかにもいろいろ条件があるので必ず1.67倍になる訳ではないのですが、大体その辺の価格だと思っていれば間違いないです。
ついでにこの時持っていた装備で一番リフォージ代が高かったのは、テラスパークブーツで23ゴールド74シルバー99カッパーでした。大体の売却価格が15ゴールドらしいのでこれくらいになるのは当然なんですが、びっくりするくらい高額です。
しかもこれだけリフォージ代が高いわりに、さっきも書いたように称号はランダムで付くという仕様です。つまり最初の状態よりひどくなるという事もありえるという事です、そのあたりは鬼畜仕様です。そのためリフォージをする時は、望みの称号が付くまで何度もリフォージをする事も多くあり、テラスパークブーツの場合は5回もすれば1プラチナを超える事になります。
まあ普通にプレイするだけではそれほどリフォージをする必要はないのですが、ボス戦の時などはしておいた方が断然楽になります。そこで昔は「リフォージして望みの物にならなかったらリセットする」という事も横行してましたが、これはこれで結構面倒でした。
そこで今回はシマーを使えばリフォージしなくてもコンディションを変えられるという裏ワザを紹介します。ただこちらの方法ができるのは一部の装備だけなので、そこはご了承ください。
裏ワザとしては簡単で
装備をクラフトする → 称号が気に入らなかったらシマーに入れる → 素材がそのまま戻ってくる → またクラフトする → ランダムで称号が付く
という流れを繰り返すだけです。これならリフォージ代を払わなくても称号を何回でも変えられます。
さっきの例でいうと「あくむのツルハシ」をシマーに入れると、画像のように「シャドウスケイル6個」と「デモナイトインゴット12個」が返ってきています。これがもともとの素材です。
この素材でもう1度クラフトしたら、称号が付いて「するどいあくむのツルハシ」になりました。「するどい」の称号によって「クリティカル率+3%」になっています。今回はツルハシなので攻撃に使う事も少ないと思いますが、武器に「クリティカル率+3%」が付けば戦いが多少楽になります。
こんな感じでシマーに入れる事によって、リフォージをしたのと同じ効果が得られます。これで今までリフォージでかかっていたお金がタダになり、何回でもやり直せるのでかなり便利です。
これは仕様を応用した物なのでバグ技でもなく、手間も少なくて済むのでお勧めの裏ワザです。ただ難点としてはさっきも書いたように、「自分でクラフトできるアイテム」で「シマーで分解できる」という条件の物にしか使えません。武器なんかだと敵のドロップ品の方が強かったりするのですが、そちらは当然「分解」はできません。そちらをリフォージしたい時には、仕方ないのでゴブリンにお金を払ってください。
そんな訳で今回はここまでです。次回も番外編で、「シマーにアイテムを入れた時の反応」の分類についてと、その後の記事の流れについて書くつもりです。ではまた。
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