テラリア 空腹度の話

今回も前回の「食べ物」に関係している記事で、「空腹度」の話です。こんな風に「空腹度」という言葉をまるで当たり前のように書いてますが、実はテラリアではずっと「空腹度」という概念はありませんでした。今でもアプデで追加になった特殊なワールドだけで存在する概念ですね。今回の記事はその「空腹度」についてになります。

さてその「空腹度」が存在するのは特殊なワールド2種類だけです。その特殊なワールドは、ワールドを作る時に特殊なシード値を入力して作ります。何種類かある特殊シードの中で「Don’t Starveシード」と呼ばれるワールドと「全部入りシード」と呼ばれるワールドだけ「空腹度」があります。

「Don’t Starveシード」と呼ばれる特殊なワールドは「Don’t Starve Together」というゲームとのコラボワールドです。そのコラボ元のゲームに「空腹度」があるため、こちらのワールドにも「空腹度」が導入されているようです。そして「全部入りシード」の方は「全部の特殊シードを合わせたワールド」というのが特徴なので、「Don’t Starveシード」の影響で「空腹度」があります。

こちらの2ワールドにだけある「空腹度」は、その名の通りに「時間経過によってお腹が減っていく事を度数で表した物」の事です。ほかのゲームにもよくありますよね。ただテラリアの場合はほかのゲームと違って数字やバーとかでのちゃんとした数値が出ません。常時出ているのは自キャラの上のアイコンだけです。

テラリアではいつも左上に状態を表すアイコンが出ています。ペットやライトペットなんかもここにアイコンが出るので、大体の方はこちらに何かしら出ていると思われます。さっき書いた特殊なワールド2種類では、そこに常に「空腹度」を表すアイコンが出ています。

それと「空腹度」が足りなくなってきて、ランクが下がる時には自キャラに吹き出しが出ます。

吹き出しはこんな感じで出るのですが、上に出続けているアイコンとは違ってすぐに消えてしまいます。そのためちょっと目を離していると気がつかない事も多いです。気がつかないと知らない内に「空腹度」が下がりすぎてライフが減っていく事になるので、そこはご注意ください。

次は「空腹度」の種類の話です。種類としては6個ありそれが時間によって下がっていくのですが、実際に下がっていくランクとしては4段階になります。

何かの「食べ物」を食べると、その「食べ物」の種類によって「おなかいっぱい」「かなりまんぞく」「とてもまんぷく」のどれかの状態になります。しかしこの3種類の「空腹度」は「お腹の減り具合」としては実は同じ状態です。この3種類の違いは、「バフ」の数値だけです。

そして3種類の状態から時間がたつと、「小腹がすいた」になり、次に「空腹」になり、最後に「飢えている」になります。

わかりやすいようにアイコンと適当につけた「ゾーン」という言葉で分類した画像を作ったのですが、時間がなくて雑ですみません。とりあえず意味はわかると思います。

上の「満腹ゾーン」と名付けた方の、「おなかいっぱい」「かなりまんぞく」「とてもまんぷく」の3種類が「食べ物」を食べた時に出るアイコンです。この状態になっていればどれでも「満腹」という扱いで、決まったバフがかかっていて逆にデバフは何もかかっていません。こちらの3種類の中ではランクなどは無く全部同じ「満腹」状態で、「食べ物」の効果がなくなると「空腹ゾーン」と名付けた方の「小腹がすいた」にランクが下がります。

ランクが下の「空腹ゾーン」に入ると、まず「小腹がすいた」になり、次に「空腹」にランクが下がり、最後に「飢えている」になります。こちらの「空腹ゾーン」の方はランクがあり、かかるデバフが違います。

つまり「空腹度」のランクとしては

3種類の「満腹」 → 「小腹がすいた」 → 「空腹」 → 「飢えている」

という流れで下がっていきます。このためランクは4段階になります。

さてこのランクの説明なんですが「満腹ゾーン」の方はバフについて詳しく書く予定なので、次回にします。今回は「空腹ゾーン」の方を書いていきます。

まず「食べ物」の効果が切れてバフがかからなくなると、この「小腹がすいた」状態になります。こちらは一応「空腹ゾーン」に入っているのですがなぜかデバフがかからないので、バフもデバフもない素の状態ですね。「Don’t Starveシード」では5分間、「全部入りシード」では8分間、この状態が続きます。

「小腹がすいた」状態で何も「食べ物」を食べずに時間が終わると、次はこちらの「空腹」状態になります。こちらは

  • 守備力 -2
  • 攻撃ダメージ -5%
  • 近接攻撃速度 -5%
  • クリティカル率 -2%
  • ミニオンのノックバック -50%
  • 採掘速度 -5%

というデバフがかかった状態になります。結構いろいろと下がってますね。ただこの状態ではまだライフが減ったりはしません。こちらも「Don’t Starveシード」では5分間、「全部入りシード」では8分間、この状態が続きます。

そして「空腹」状態の時間が過ぎても「食べ物」を食べないと、こちらの「飢えている」状態になります。こちらが「空腹度」の最後の状態で、何か食べて空腹度を回復するか、逆に死んでしまうか、のどちらかになるまでこれが続きます。こちらになると、「空腹」と同じように

  • 守備力 -4
  • 攻撃ダメージ -10%
  • 近接攻撃速度 -10%
  • クリティカル率 -4%
  • ミニオンのノックバック -100%
  • 採掘速度 -15%

というデバフがかかります。かかるデバフの種類は「空腹」と同じなのですが、下がる数値が高くなっているのでかなり辛い状態になります。

さらにこちらではとてもやっかいな、「毎秒ライフが減っていく」というデバフもかかります。この状態は「何か空腹度を回復するアイテム」を食べるまで続くので、放置しているとすぐに死にます。なにしろ減っていくライフの数値は、毎秒自キャラの最大ライフの2%です。つまりライフが初期状態の100だったら毎秒2減って、最大値の500だったら毎秒10ずつ減っていきます。これをそのまま計算すると5秒で10%のライフが減り、最終的に50秒でライフが0になり死亡します。これだけでもかなり辛いのに、なぜか砂漠と雪原では減るライフの数値が4%にあがります。こちらは25秒放置で死ぬ計算ですね。とりあえず死ねばこの状態は解除され、復活した時には「小腹がすいた」状態に戻っています。どうしても「食べ物」が確保できない場合は、潔く死ぬしか手がありません。

そうならないためには常に何か「食べ物」を用意しておくことが大切です。「食べ物」は前に記事でも書きましたが「手に入れてそのまま食べられる物」もあるのですが、敵のドロップが多いのでランダム性が高いです。特殊ワールドで安定して「食べ物」を用意するには「クラフトすると食べられるようになる物」の方がいいです。そのクラフトのやり方は分類表2の記事でいろいろ書きました。そちらを参考にして「食べ物」を作っておいてください。

それとこちらも前にどこかで書いたのですが、特殊ワールドの序盤ではとにかく「キノコ」を集めてください。「キノコ」は前回書いたように、「一応空腹度を回復する」アイテムで序盤でも簡単に手に入るからです。「キノコ」は「空腹ゾーン」に入っている時に食べると「小腹がすいた」状態まで「空腹度」が回復します。ただ「満腹ゾーン」には入りません。

これが「キノコ」は「ちゃんと空腹度を回復はできない」と前回書いた理由です。「キノコ」を食べると、バフも特にはかからず、ライフが15回復して、「ポーションちゅうどく」という状態になるので、「キノコ」は厳密にはポーション分類なんだと思われます。それでも一応「飢えている」状態から回復できるので、ライフが減っていく事からは逃れられます。「キノコ」は条件が揃えば「スープ」の材料になるので、あとになったらそちらを作った方がいいです。「スープ」は「かなりまんぞく」状態まで「空腹度」を回復してくれる優秀なアイテムです。

ここまで書いてかなり長くなっているので、特殊ワールドの「空腹度」の回復に仕方については後で別記事を書く事にしました。「空腹度」自体については解説は終わったので、今回はここまでにします。次回は「食べ物でかかるバフ」についての記事になります。ではまた。

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