テラリア 作業台の分類表5-2 かまどの話 後編

今回は前回の続きで、かまどの話の後編です。

前回で「かまど類」の全ての説明と作れるインゴットについては書きました。今回は後編で、インゴット以外の作れる物の話です。もともと「かまど」の役割は鉱石を溶かしてインゴットにする事です。そして「かまど」なのでブロックや鉱石からレンガを焼いたり、砂からガラスを作ったりもできます。そのあたりはどのゲームでも大体同じですよね。しかしテラリア独自の仕様で作れる物があり、そのあたりに重要な物もあるので今回別記事で解説をします。

まず素の「かまど」の話です。こちらでインゴット以外で作れるのは、レンガ類32種類、特殊なレンガ7種類、しっくい4種類、ガラス1種類、ガラスから作れる物5種類、ねんどブロックから作れる物5種類、その他が4種類の合計58種類です。

ここからそれらの説明をするんですが、数が多いため今回だけで全部ちゃんと説明するのは難しいです。それにレンガは多少特殊な点があっても、どこまでいってもただのレンガなので使い道もそれほどある訳ではありません。そこでレンガ、特殊なレンガ、しっくあたりは素材によって分けて一覧表にします。その後重要な物だけ解説を書きます。

まずは素材がブロックの物が8種類です。こちらは表の素材でクラフトすると、1個のレンガができあがります。

名前 素材
グレーレンガ いしブロック2個
あかレンガ ねんどブロック2個
くろレンガ いしブロック1個、はいブロック1個
でいがんレンガ いしブロック1個、どろブロック1個
サンドストーンレンガ すなブロック1個
エボンストーンレンガ エボンストーンブロック2個
クリムストーンレンガ クリムストーンブロック2個
パールストーンレンガ パールストーンブロック2個

ここは普通にワールド内で手に入るブロックを「かまど」で焼くとレンガになるという感じの物だけです。一応注意点があるとしたら、ブロックの名前がそのままレンガの名前ではなく色の名前になっているのがあるという事だけです。

次に素材が鉱石の物が、18種類です。こちらも表の素材でクラフトできるのですが、できあがるレンガは5個です。上の表の物とはそこが違うのでご注意ください。

名前 素材
どうレンガ いしブロック5個、どうこうせき1個
ブリキレンガ いしブロック5個、スズこうせき1個
てつレンガ いしブロック5個、てっこうせき1個
なまりレンガ いしブロック5個、なまりこうせき1個
ぎんレンガ いしブロック5個、ぎんこうせき1個
タングステンレンガ いしブロック5個、タングステンこうせき1個
きんレンガ いしブロック5個、きんこうせき1個
プラチナレンガ いしブロック5個、プラチナこうせき1個
ヘルストーンレンガ いしブロック5個、ヘルストーン1個
こくようせきレンガ いしブロック5個、こくようせき1個
コバルトレンガ いしブロック5個、コバルトこうせき1個
ミスリルレンガ いしブロック5個、ミスリルこうせき1個
チタンせきレンガ いしブロック5個、チタニウムこうせき1個
デモナイトレンガ エボンストーンブロック5個、デモナイトこうせき1個
クリムタンレンガ クリムストーンブロック5個、クリムタンこうせき1個
メテオライトレンガ いしブロック5個、メテオライト1個
クロロレンガ いしブロック5個、クロロファイトこうせき1個
ルミナイトレンガ いしブロック5個、ルミナイト1個

こちらは基本的に石ブロック5個と鉱石1個で作れるレンガです。こちらの名前は鉱石そのままなのであまり注意点はありません。それと鉱石のレンガでこちらに載っていない物は、あとで書く特殊レンガの方に載っています。

次は素材がコケの物が6種類です。こちらは粘土ブロック10個とコケ1個から作れるレンガで、できあがるのは10個です。

名前 素材
アルゴンのコケレンガ ねんどブロック10個、アルゴンのコケ1個
ゼノンのコケレンガ ねんどブロック10個、ゼノンのコケ1個
ネオンのコケレンガ ねんどブロック10個、ネオンのコケ1個
クリプトンのコケレンガ ねんどブロック10個、クリプトンのコケ1個
マグマのコケレンガ ねんどブロック10個、マグマのコケ1個
ヘリウムのコケレンガ ねんどブロック10個、ヘリウムのコケ1個

コケについては結構前にシマーの記事で多少説明を書きました。とりあえずあれから個別の記事は書けていないので、ここでも簡単に解説をします。

コケは地下に生える物で、前から普通に生えていましたがそれを取る事はできませんでした。それがアプデでアイテムにして取る事ができるようになりました。その時に「ひかるコケ」が追加になっています。コケ自体は光っても光らなくてもアイテムとして取る事ができるようになったのですが、レンガにできるのは「ひかるコケ」の方だけです。地下で見つけられてアイテムにできる「ひかるコケ」は、「アルゴン」「ゼノン」「ネオン」「クリプトン」「マグマ」の5種類で、そのどれかをシマーに入れると「ヘリウム」に変化します。「ヘリウムのコケ」は、ちょっと特殊で色が時間で変化していきます。その色はほかのコケの色の4種類をグラデーションにした感じで、決まった順番を繰り返しながら発光します。その特徴がレンガでも出ているので、やはりその4色で順番に変化しながら発光していく感じです。光源としては暗めですが、色がどれでも結構派手なので設置するとかなり目立ちます。面白いレンガなので、興味があるかたは是非作ってみてください。

さて次は特殊なレンガが、7種類です。

名前 素材
パラジウムのはしら いしブロック5個、パラジウム1個
バブルガムブロック いしブロック5個、オリハルコン1個
アダマンのハリ いしブロック5個、アダマンタイト1個
シュルームメッキ いしブロック25個、シュルームインゴット1個
エーテリウムレンガ いしブロック1個、エーテリウムブロック1個
なめらかなさがん サンドストーンブロック1個
こんがりハチミツブロック ハチミツブロック1個

こちらはそれぞれに説明が必要なので、1個ずつざっと書いていきます。まずこちらにはさっきの鉱石の表に載っていない物が3個載っています。それは作り方は上の表と同じなのに、できあがる物が「レンガ」という名前ではないからです。パラジウムから出来上がるのは柱ですし、アダマンタイトから作れるのは梁です。この2種類はその名の通りの形になっています。ただオリハルコンから作れるバブルガムブロックは、何なのかわかりにくいです。多分名前の通りにブロックなんでしょうが、見た目的には丸いせいで分類しずらいアイテムとなっています。仕方ないので一応こちらの特殊なレンガに入れておきました。

次のシュルームメッキの方は名前が「メッキ」なんですが、これも多分レンガです。見た目としては柄が入っているレンガといった感じですかね。そういえばこちらだけ素材の必要な数が違っていて、出来上がる数も25個となっています。そこはご注意ください。

次は「エーテリウムレンガ」で、これの素材は「エーテリウムブロック」です。こちらは液体のエーテルに水を入れると作れます。素材の作り方がちょっと特殊ですが、あとは他のレンガと同じですね。素材が各1個で、出来上がるのも1個です。

次は「なめらかなさがん」です。これは「サンドストーンブロック1個」から作れる物で、出来上がるのも1個です。「サンドストーンブロック」は砂漠でも集められますし、「かためるきかい」で作る事もできるブロックです。これを「かまど」で「なめらかなさがん」にすると、家具の素材になります。砂漠にたまにある壊れかけた家のようなものにある家具や扉なんかは、この「なめらかなさがん」から作れます。

次は「こんがりハチミツブロック」です。こちらは液体のハチミツを溶岩に入れるとできるブロックなんですが、「ハチミツブロック」を素材に「かまど」で作る事もできます。これはそれほど使い道がある訳ではないので、無理に作らなくてもワールド内で手に入る物で十分だと思います。

さて次は「しっくい」が4種類です。

名前 素材
あかのしっくい じゃりブロック1個、ねんどブロック10個
きいろのしっくい じゃりブロック1個、すなブロック10個
グレーのしっくい じゃりブロック1個、いしブロック10個
みどりのしっくい じゃりブロック1個、いしブロック10個、みどりのいと1個

こちらはまず「しっくい」とは何かわからない方もいる気がするので、一般的な話をちょっと書きます。「しっくい」とは漢字で「漆喰」と書く壁の素材です。「漆喰」は消石灰を材料にした物で内壁として塗る物ですね。そこから考えるとテラリアの中でも壁にする物が「漆喰」という名前なのは正しいように思えます。

しかし実はこちらの英語名は「Stucco」なので、厳密に言うと「モルタル」なんです。「Stucco」は、石灰やセメントを混ぜて作った「モルタル」で外壁に使います。そう考えると内壁にする「漆喰」とは素材も用途もちょっと違う物なんです。またちょっとした誤訳な気もしますが、「Stucco」の事を化粧漆喰と呼んだりもするらしいので大体は合っているんでしょうか。まあどちらにしてもテラリアでは、外壁も内壁も区別がないような物なのでそれでいいと思っておきましょう。

細かい事はさておき、こちらの「漆喰」は「かまど」で焼いて作るので分類は多分レンガです。素材として必要なのは「じゃりブロックが1個」と「それぞれのブロックが10個」で、出来上がる数も10個です。ただなぜか「みどりのしっくい」だけは、別に「みどりのいと」という素材も1個必要です。「みどりのいと」はクラフトできるアイテムで、「ジャングルぐさのタネ3個」を素材にして「はたおりき」で作る事ができます。こちらの「漆喰」はどれもちょっと模様の入っているレンガなので、並べるとなんとなくかわいい感じになります。建築する時には活用してください。

ここまでで分類が大体レンガの物の説明は終わりです。分類が大体レンガの物は、使い道としては建築に使うか素材にするくらいなのでこれ以上の説明は割愛します。

さて次はガラス系の話です。

まずはこちらのガラスです。これはまあ他のゲームでもあるように、「すなブロック」かその系統のブロック2個をレンガで焼くと「ガラス1個」ができあがります。これは一応ブロックなんですが、それよりも素材としてよく使われますね。前に記事を書いた「うごくブロック」とか置時計なんかにも使われてます。

この「かまど」で作った「ガラス」から、さらに「かまど」でこれらのアイテムが作れます。

名前 素材 補足
ビン ガラス1個 できあがりは2個、ポーションなどの素材
ガラスのボウル ガラス1個 できあがりは2個、ただの飾り
コップ ガラス1個 「おさけ」の素材
ワイングラス ガラス1個 ただの飾り
テラリウム ガラス16個 動物用の檻に使う

こちらもそれほどすごい物はないですし、表に書いた補足で説明は足りると思います。

さらに補足するなら「ビン」は食べ物の素材としても使いますし、昆虫をビンづめにするのにも使います。この中ではかなり使い道が多い素材です。あとはそれほど使い道はありませんね。それとコップは前に こちら で記事にしたので、詳しくはそちらを読んでください。「テラリウム」はガラスでできた水槽のようなもので、なぜか動物用の檻になります。捕まえた動物を飾りたい時にはこちらを活用してください。

次は「ねんどブロック」から作れる物の一覧です。

名前 素材 補足
うえきばち ねんどブロック5個 植物を植えられる
ピンクのかびん ねんどブロック4個 ただの飾り
ボウル ねんどブロック2個 食べ物の素材
プレート ねんどブロック2個 食べ物を載せて飾れる
ティーポット 粘土ブロック12個、ホネ12個 食べ物用の作業台

こちらは現実でもそうですが、「粘土」を「かまど」で焼くと焼き物になる訳です。それで作れるのが上の5種類です。

こちらも多少補足を付け足すと、「ボウル」は昔は「スープ」の素材でしたが、今は「フルーツサラダ」の素材に変わっています。しかし「プレート」の方は食べ物を乗る事ができるだけで、ただの飾りです。それとティーポットについては こちら の記事に書いてあるので、詳しくはそちらをご覧ください。

次は分類としては「その他」に入れた物たちの4種類です。こちらはアクセサリーが1個、武器が1個、ツールが1個、食べ物1個です。ここは重要アイテムばかりなので、1個ずつ解説します。

まずアクセサリーの「こくようせきのドクロ」です。

こちらは「こくようせき20個」で作る事ができます。こちらは守備力が1上がるだけの物に見えますが、実はとても優秀なアクセサリーです。説明文にもありますが、「火をはなつブロックからダメージを受けない」という効果があります。つまり上に乗っているだけでダメージを受けるブロックに、ダメージ無しで乗る事ができるようになるんです。具体的には「メテオライト」と「ヘルストーン」でダメージを受けなくなります。これが有るのと無いのでは探索の捗り具合がかなり違います。「こくようせき」が掘れるようになったらすぐに作った方がいいアクセサリーです。

次は武器の「サンドガン」です。

こちらは銃に分類される武器です。「いほうなじゅうのぶひん1個」と「アントリオンのあご10個」と「トパーズ5個」から作れます。こちらは弾丸として「すなブロック」を使用するというちょっと変わった銃です。こちらに必要な素材の「いほうなじゅうのぶひん」はNPCの武器商人から買うのですが、価格が20ゴールドもします。その割に武器自体はパッとしないので作らなくてもいい武器ですかね。

次は特に重要なツールの「まほうのかがみ」です。

こちらは説明文にあるように、「ふっかつ地点にワープする」事ができるというかなり役に立つツールです。地下やワールドの端などでも、これを使えばリスポーン地点に返ってこられます。こちらは昔からあるアイテムなんですが、ずっとクラフトする事はできませんでした。それがVer.1.4.4から「かまど」で作れるようになり、運に頼らなくてもよくなりました。素晴らしくよいアプデだと思います。

素材は「ガラス10個」と「ダイアモンド3個」と「きんのインゴット」か「プラチナインゴット」のどちらか10個で作れます。この素材なら「ダイアモンド」さえ見つかればすぐに作れます。宝箱から見つからない時はクラフトしてください。

最後に食べ物分類の「パンプキンパイ」です。

こちらも多分前に記事にした気がしますが、よく覚えていません。それほど書く事もないので、ここでざっと紹介します。これは「かまど」で「パンプキン10個」から作る事ができる食べ物です。空腹度のあるワールドでは「かなりまんぞく」にする事ができ、バフがかかるので食べ物分類です。前はこのようにバフのかかる食べ物がこれくらいしかなかったのでボス戦なんかで結構使った覚えがあります。最近はほかにバフのかかる食べ物も多いので、こちらも目立たなくなりました。ただ簡単に作れるので、今でも序盤から役に立つアイテムです。

これで素の「かまど」で作れるインゴット以外の物は終わりです。

次は「じごくのかまど」で作れる物が追加になるのですが、そちらの説明です。こちらは数は少な目ですね。前回の記事で書いたように、インゴットとしては「ヘルストーンインゴット」が追加になっています。

それに関係しているのか、こちらも追加で作れるようになります。

「耐ようがんむしとりあみ」です。これってこんな名前でしたっけ?微妙に違った気がしますが、気のせいかも知れません。

こちらは「ヘルストーンバー15個」と「むしとりあみ1個」から作れるツールです。名前でわかるようにヘルにだけいる動物を捕まえる事ができます。素の「むしとりあみ」では捕まえられないので、ヘルに行く時はこちらを作ってください。ヘルにいる動物を使用すると溶岩で釣りをする事ができるようになります。溶岩で釣れるようにするには他の方法もあるのですが、これが1番楽なのでおすすめしておきます。

あとはあまり目立たないですが、こちらの防具セットも作れます。

この頭装備の「こくようせきのアウトローハット」と

この胴装備の「こくようせきのロングコート」と

この足装備の「こくようせきのズボン」の3点セットです。こちらはどれでも「シルク10個」と「こくようせき20個」と「シャドウスケイル」か「きみょうなにくへん」のどちらかを5個で作れます。

この3点を装備すると、セットボーナスがこのようにつきます。全部召喚武器ようの防具のようで、ミニオンダメージが上がったり、ムチの範囲が広くなって速度が上がったりしてます。不思議に思うかも知れませんが、テラリアではムチは召喚武器扱いなのでダメージはミニオンのダメージになります。見た目がムチに見えても近接ダメージの物は厳密にはムチには分類されません。特にどれかに特化した防具をつける時は、そこにはご注意ください。

「じごくのかまど」でインゴット以外で追加になったのは、この4個だけです。

最後に「アダマンかまど」と「チタニウムかまど」でも作れる物が追加になるので、そちらの説明です。前回書いたようにインゴットは4種類追加になっています。「アダマンタイト」「チタニウム」「クロロファイト」「スペクター」の4種類ですね。

それ以外で使いになっているのは、こちら1個だけです。

「クリスタルブロック」です。こちらは「いしブロック5個」と「クリスタルのかけら1個」から作れて、出来上がりは5個です。

こちらも「かまど」で焼いているので、多分分類はレンガです。まあブロックでもレンガでもいいのですが、どちらにしても使い道はあまりありません。ただちょっと見た目がクリスタルの色で変わっています。これもちょっと目立つ感じなので、建築に活用してください。

これでやっと「かまど類」で作れるインゴット以外のアイテムの話は終わりです。数が多いので読みにくいかも知れませんが、そこはご勘弁ください。次回は5-3で金床の話になります。ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました