テラリア　ハロウィンについて　その６　NPCの売る物の話

今回もハロウィンの変化の記事のシリーズで、「NPCの売る物が変わる」という話です。これは前の記事の一覧で「売る物が変わる」と書きましたが、どちらかというと「期間限定のアイテムを売るようになる」というのが正しいです。

その「期間限定のアイテム」はほとんどが見た目装備ですね。ハロウィンの衣装なのでNPCにコスプレができるようにというテーマらしく、衣装はNPCと同じような見た目装備です。衣装以外だと前に記事で書いた事のある「りょうりなべ」のデザイン違いの「おおがま」があります。それと３DS版では商人が売る「カマ」がハロウィンの期間限定アイテムなんですが、新世代の機種ではいつでも売っているので今回は除外しました。

さてその期間限定アイテムを売るNPCは８人います。先にその名前と売る物を表にしてみました。ゲーム内表記で書いているので漢字が少な目でちょっと見づらいですが、ご勘弁ください。

全体としてはこんな感じです。１番上のウィッチドクターが売る「おおがま」はさっきも書きましたが作業台です。それ以外は見た目装備です。ここからは表の順番で説明を書きます。

まずは「おおがま」ですが前に「りょうりなべ」の記事でも書いたので詳しくは書きません。こちらは「りょうりなべ」と同じ機能でデザインが違うだけです。見た目的には、炎や中身が動いたりするので多少ハロウィンっぽい感じはしますかね。動きなどが気になる方は買ってみてください。

次からは全部見た目装備なので、画像を貼って紹介します。最初に全部をマネキンに着せて並べたところです。

こんな感じですね。全身が揃っている物となぜか１個しかない物とかありますが、左から表の順に並べてあるので順番に解説していきます。

まず左端のは「まほうつかい」が売る「まじゅつしのぼうし」です。

アイテムとしてはこれです。見てわかるように「まほうつかい」がかぶっている帽子そのものです。しかしこれはまた例によって名前がちょっとおかしいですよね。NPCの名前は前から「まほうつかい」なのに、売るアイテムの名前は「まじゅつし」の帽子なんです。こちらには実は理由があって、前から敵の「ティム」が落とす防具で「まほうつかいのぼうし」という物があるんです。

こちらです。こちらは防御力が上がったりする防具で見た目装備ではないですね。多分先にこちらに「まほうつかいのぼうし」という名前を付けてしまっために、ハロウィンの見た目装備の方は「まほうつかい」という言葉が使えなくなってしまったんでしょう。そこで仕方なく「まじゅつしのぼうし」という名前にしたんじゃないかなと個人的には想像しています。こういう例がテラリアにはたまにあるので、これもそのうち急にアプデで名前が入れ替わるかも知れません。とりあえず今はハロウィン装備の方は、「まじゅつしのぼうし」です。

こちらをマネキンに付けるとこうなります。

まあさっきも書いたように「まほうつかい」にコスプレできそうな帽子です。ほかのハロウィンで売る装備は３点セットの物もあるんですが、こちらはなぜか頭装備の帽子だけです。多分こちらも前から防具でローブがあるため新しくは作らなかったのかなと勝手に推測しています。もし「まほうつかい」のコスプレをしたかったら、適当なローブを作って合わせてください。色素で紫色にすれば結構似てますよ。

次も頭装備しかない「スチームパンカー」が売る「スチームパンクゴーグル」です。

こちらですね。これもコスプレ用の装備らしく「スチームパンカー」が付けているゴーグルにそっくりです。

マネキンに着せてみるとこんな風になります。ただこれだけだと微妙に誰なのかわかりにくいです。なぜか「スチームパンカー」のほかの部分の衣装はないので、これだけでコスプレをするのは難しい気がします。

次は「ドライアド」が売るコスプレ衣装です。こちらはドライアド本人に頭装備がないので、胴装備と足装備だけ売っています。

こちらは見てもよくわからないと思うので、とりあえず胴装備の「ドライアドのころも」だけ画像を載せます。この画像でもどんな形の衣装かわかりにくいと思いますが、「ドライアドのこしまき」の方も理解不能な形です。しかもあれって「こしまき」だったんですね。ハロウィンによってわかった新事実です。そしてマネキンに着せてみればどんな感じかわかるかと思って着せてみた画像はこちらです。

いやー、これでもまだわかりにくいですね。とりあえずこれを着ればドライアドっぽくはなります。もともとドライアドの服ってなんだかツタがからまっているように見えるので、こちらの衣装もそんな感じではあります。

次は「せんしょくし」が売っているコスプレ衣装です。こちらは頭装備と胴装備だけですが、かなり「せんしょくし」らしくなります。

こちらはわかりやすいのでアイテム画像は貼りませんが、「ターバン」と「ローブ」の２種類で全身が出来上がります。見ての通りかなり「せんしょくし」ですよね。コスプレの再現度が高めなので、気になる方は買って着てみてください。

次は「サイボーグ」が売っている衣装で、こちらもかなり再現度が高いです。

これですね。これはもうかなり「サイボーグ」ですよね。こちらは「ヘルメット」「シャツ」「ズボン」の３点セットで全身ができあがります。「サイボーグ」も頭の所がどうなっているのか不明だったんですが、あれはヘルメットだったんですね。これも興味のある方は買って着てみると面白いと思います。

次はちょっと問題のある衣装のナースセットです。

こちらですね。見てわかるようにこちらも再現度の高いナースのコスプレ衣装で、３点セットで全身が完成します。では何が問題なのかというと、これを売っているのが「ナース」本人ではなく「ぶきしょうにん」だという事です。これってちょっと微妙ですかね。確かに武器商人がナースの事が好きなのは有名ですし、たまに「これからナースとデートなんだ」という感じのセリフも言っています。それにしてもこれを売るっているのはどうなんでしょう？ナースがこれを売る事を許しているのかどうかが重要だと思いますが、なんとなく無許可っぽい気がします。まあこれを売る事になった経緯はともかくとして、こちらもかなり再現度の高いナースのコスプレ衣装なので着てみたい方は購入してみてください。

そして最後に「したてや」の売る物なんですが、こちらは３点セットかどうかがわからない衣装です。売っているのは、頭装備、胴装備、足装備の３点なのでセットのように感じますが、頭装備だけちょっと毛色が違っています。

その頭装備はこちらです。「ガイ・フォークスのかめん」という名前の物です。

しかし胴装備は

こちらの「したてやのジャケット」で、足装備は

こちらの「したてやのズボン」なんです。

これでわかるように胴と足は「したてや」になるためのコスプレ衣装なのは確定なんですが、頭装備の方は「したてや」とは関係なさそうです。

とりあえずこの３点でマネキンに着せてみましたが、やはりちょっと変です。そこで思い出したのが、「したてや」が亡くなった時に落とすアイテムで帽子があるという事です。

こちらですね。こちらは「あかいぼうし」で「したてや」が亡くなった時にたまに落とすアイテムです。これには別に「したてや」の物とは書いていませんが、見た目的にはおそらく「したてや」が普段かぶっている帽子です。

こうしてこれをセットで着せてみるとかなりしっくりきます。おそらく先に帽子があったのでハロウィンでは胴装備と足装備だけ売り出したんでしょう。

そうなると「ガイ・フォークスのかめん」の方は何なんでしょう？こちらは調べてみると、１１月５日にイギリスで行われるお祭りの衣装らしいです。そうなるとハロウィンには関係ないアイテムって事なんでしょうかね。

とりあえずわかっている事を書くと、ガイ・フォークスは１６０５年に当時の王様を狙って爆破事件を起こそうとしていた人物で、それが１１月４日に未然に防がれたそうです。そのため王の生存を祝って次の日の１１月５日に一般市民がたき火をする事が許可されたため、その名残で今でも１１月５日に花火を上げるお祭りがイギリスで開催されるらしいです。その時にこの「ガイ・フォークスのかめん」をかぶったりもするようです。しかしここまで書いてもちょっとびっくりするような由来のお祭りです。それにしても１６０５年からずっと敵扱いの「ガイ・フォークス」さんも気の毒です。なにしろお祭りに名前が付けられていますし、仮面まで作られている訳ですから浮かばれませんね。どうやらただの爆破事件ではなく、カトリックとプロテスタントに関係があるようでそれの象徴という立場のお祭りらしいので仕方ないのかも知れませんけどね。

こんな感じでちょっと長くなりましたが、NPCの売るアイテムについては終わりです。次回は「敵が期間限定の武器を落とす」事についての記事です。ではまた。